どうも、しなーです!
皿洗いって、滅茶苦茶時間かかりますよね。
一人暮らしの男子が嫌いなものランキングのうち、上位5位にはランクインしてくる家事だと思います。
僕も例に漏れず大嫌いなんですが、在宅が増えた今、皿洗いの機会が予期せずして爆増してしまいました。
平均10分弱ぐらいは皿洗いにかってしかもそれが毎日発生するので、週の自由に稼働できる時間がゴリゴリ減ってくんですよね。
この時間を何とかせねば、僕は食器たちをケアする奴隷になってしまう……
その悩みを解決し週の自由時間を確保するべく、思い切って食洗器、導入してみました!
大体一か月ほど利用してみたので、一人暮らし男子がサンコーのラクアを使ったリアルな感想や、導入する際に工夫した点などを詳細に述べていきたいと思います!
サンコー食洗機ラクアを使ってみた感想
総評:1ヶ月使ったけど、とても満足
一ヶ月使いましたが、非常に満足です。
不満点という不満点が特になく、普通に導入してよかったなーという印象です。
洗浄性能は十分。汚れは本当にしっかり落ちる
洗浄性能には今のところ不満は殆どありません。
さすがに右側のタッパーについてるみたいな、「削り落とさないと落ちないな……」というレベルの汚れは落ちないですが、
味噌汁で本当に軽く汚れた茶碗から、納豆でねちょねちょになったご飯茶碗、そしてカレーが乾いてこびり付いた汚れまでバッチリ落としてくれます。
普通だと納豆のねばねばとかカレーの汚れって落とすの手洗いだと苦労するんですが、食洗器だと見事に落ちてくれますね。
ズボラ男子たる私の手洗いよりも洗浄性能は遥かに高い気がしています。
蛇口からでも手動でも給水可能なのは強い
僕が購入を決めたポイントで最も大きい部分ですが、手動で水を汲めるのが本当に強いです。
普通だと水道のあたりを工事とかして線を引っ張り、食洗器につなげて―っていう作業が必要なわけです。
そうなると工事も必要だし、線を邪魔にならないよう上手く這わせて食洗器に繋げる職人技も必要だし、そもそも線の長さも足りないから買い足さないといけないし、みたいな面倒がどんどん増えます。
なので普通の食洗器は導入が難しいのですが、ラクアは違います。
これ、上から水を注いであげればそれで洗浄が出来ちゃうんですよ。
※我が家はメタルラックを使っているせいで直接水を入れられないので、ダイソーで買った漏斗を使って無理くり給水してます。
一人暮らしとかだとキッチンにラクアが置けないので部屋置きにするしかないとかザラだと思うので、手動で給水できる仕組みは非常に便利だなと思ってます。
一人暮らしには十分な量の食器が入る
一人暮らしだと2~3食分の食器はまとめて洗えます。
上の画像は一人暮らしの男性の一食分よりちょっと少ないぐらいの量ですが、ガラガラですよね。
本来ならもっと全然詰め込めるので、一括で洗える量に関しては十分と言っていいでしょう。
4人家族とかだと小さいかもしれませんが、一人暮らしであればこのサイズで困ることはほぼほぼ無いハズです。
サイズは全く問題ないので、そこが懸念の方はご安心ください。
作りも全然悪くない
この食洗器、3万円ぐらいなので正直不安に思ってたのですが、その懸念は不要でしたね。
しっかりとした作りになっていて、3万円とはとても思えない非常にしっかりとした作りになっています。
重さもしっかりあって、耐久性に優れていそうな雰囲気をプンプン出してきます。
安そうに全く見えないので、インテリア的な感じでも悪くはないです。インテリアにしてはめちゃくちゃ邪魔なサイズであることを除けばですけど。
サンコー食洗機ラクアのメリット
洗い物にかける時間が本当にほぼ0になる
人生のなかで無駄な時間って何だと思いますか?
正解は、洗濯をする時間、掃除をする時間、皿を洗う時間です。
※諸説あります。
皿洗いって、良いこと一切ないですよね。洗剤で手は荒れるし、ふやけるし、びちゃびちゃになるし。
そんな時間を、食洗器なら奪ってくれるんですよ。
軽く水ですすいだら食洗器にぶち込んで、ある程度たまってきたら水と洗剤を入れてスタートするだけ。
そうすれば目を離した瞬間にお皿はピッカピカになってます。
食洗器に入らないデカい洗い物を除けば、皿洗いに時間をかけることはほっとんどなくなりましたね。
食器をシンクに貯めるという行為をしなくなった
私はずぼら系男子なので、洗った食器はとりあえずシンクにぶち込みます。
そして三日ぐらい放置する、というのは結構ザラでした。本当に汚いですね。
ですが、食洗器を買ってからはシンクがずっと綺麗なままになってます。
というのも、使った食器は即座に濯いで、シンクに入れる代わりにとりあえず食洗器にぶち込んで置くようにしたんですね。
そして食洗器に食器が溜まり始めたな……と思った瞬間に水と洗剤を入れてスタートすればお皿が綺麗になるので、シンクにお皿が溜まってやばくなっている現象が激減しました。
僕のようなガチズボラ男子には本当におすすめです。
上から手動給水が可能なので、どこでも設置できる
サンコーの食洗器ラクアの特徴として、上についている給水口から手動で給水できるというものがあります。
普通だと食洗器は水道から直接水を引っ張ってきて給水するため、配線をしっかりと工夫しなければなりません。
水道のここから水を引っ張って、ケーブルの長さが足りないから○○メートルのものを買い足して……といったような、非常に面倒なことを考える必要があります。
ですが、サンコーのラクアに関してはそんなケーブルを使う必要がありません。
こんな感じで上に給水口から水を灌ぐことが出来るので、どこにでも設置をすることができます。
※こぼしてるのは大目にみてください。
する馬鹿はいないと思いますが、極端な話ベッドの上だとかトイレにだって設置できちゃうわけです。
これが非常に便利です。
特に一人暮らしの人だとキッチンにラクアを置ける余裕のあるスペースがある人のほうが少ないと思うので、この機能は非常に重宝します。
※ちなみに普通に配線を繋いで水道から水を取ってくることも可能です。
排水も排水口に繋がなくて大丈夫
サンコーのラクアは付属のホース経由で水を排水します。
普通は下の画像のような感じでキッチンに排水するんでしょうが、実は別にキッチンに排水する必要はありません。
このラクアに注ぐ水の容量は5Lなので、当然出てくる水の容量も5Lになるわけです。
ということは5Lの水が漏れない容器さえ確保してしまえば、そこに排水すれば問題ないわけです。
なので「普通の洗浄機はキッチンにしか置けないから我が家では買えない問題」を簡単に解決できるのです。
僕はこんな感じの容器を買って、ここに排水するようにしています。
蓋も含めてダイソーで300円だったので、もし容器に困っている方がいたら参考にしてみてください。
安い。とにかく安い
3万円という額は一見非常に高価な額ではありますが、食洗器の価格としてはめちゃくちゃお得な価格です。
是非今度家電量販店に行ったとき、食洗器の値段を見てみてください。
普通に6~9万円とかのラインナップばかりで、3万円台で買える食洗器なんて数えるほどしかありません。
しかも高価な食洗器って非常に大きいですし、水も水道に工事をして引っ張らないといけないタイプのものとかが多いです。
ですがラクアは
- 手動で給水出来て
- 性能は十分で
- 何より安い
わけです。
Panasonic製の食洗器じゃないと絶対に嫌!!!とか容量がもっと欲しい!
って人以外は特段この食洗器を買わない理由がない気がします。
音は結構静か。正直そんなに気にならない
音はこんなものです。下の動画をご覧ください。
どうでしょうか?そこまで気にならないレベルかなと思います。
さすがに寝てる最中にこの音量出されたら切れますが、起きてるときであればそんなストレスにはならない音量かなと思いますね。
サンコー食洗機ラクアのデメリット
一人暮らしのキッチンにはまず置けない
これが一番大きなデメリットなんですが、一人暮らしのキッチンに置くのはまずまず不可能です。
僕の家のキッチンがこんな感じで、恐らく東京の一人暮らし賃貸にしては広い方のキッチンじゃないかなと思ってます。
※東京の賃貸ってまな板横に置けないレベルのふざけた所が多いですからね。
ただ、それでもラクアを置こうとするとこんな感じになりやがります。
台所仕事を楽にするためにラクアがあるのではなく、ラクアのために台所があるぐらいの本末転倒な状態になっちゃいます。
この台所では何の料理もできません。思ったのの1.5~2倍はラクアのサイズ感って大きいので、設置する際は「台所以外」にする必要があることは覚えておくといいと思います。
乾燥能力は超絶微妙。絶対期待してはならない
乾燥能力は無いものとして扱いましょう。期待するだけ無駄です。
ほぼ100%乾いては出てきません。下の画像みたいに、間違いなく濡れてます。
乾燥は洗いの運転が終わった後、↑の画像みたいに引っ張って出してから放置して乾かします。
これでOKです。乾燥機能使っちゃうとむしろ乾かないので、扉開いて乾かしましょう。
やはり奥行き等のスペースは狭く、広くない
やはりスペースは広くないです。
食器とかはそこそこの数入れられますが、ラクアでは大きいものを洗うのが非常に難しいです。
例えば
- 味噌汁などを作る片手鍋はいける
- 炒め物などをするフライパンなどは洗うのは不可能
だと思ってもらってしまって大丈夫です。
小さいのは入りますが、大きくなるとこんな感じでまずもって入りません。洗浄力云々ではなく、扉に入らないのです。
ここはやはり大きくない食洗機の残念な所の一つですね。
食器を入れる部分の高さはやや低めかも
食器を入れる部分はやや低いです。
普通の皿とかでしたら問題ないですが、まな板のような高さのあるものを洗うのは結構キツイです。
斜めとかにすれば入らなくは無いんですが、そうすると食洗機内のスペースを食うので、他の食器などが入らなくなるんですよね。
食器類を洗うには十分な大きさですが、ボウルや網系のものを洗うには食洗器自体がやや小さいので、手洗を併用せざるを得ないのが正直な所です。
付属の給水タンクはやや不便
付属のタンクはちょい不便です。
何故かって言うと1.8リットルらしく、ラクアの5リットルのタンクを満杯にするには、少なくとも3回注ぎ直す必要があるわけです。
これがやや不便。一回で済まさせてくれよ……と思うこと多々です。
追加でアイテムを買うのとかが面倒なので僕はこの不便さを許容してますが、一応公式ではこんなものを推しているそうです。
5.5リットル水が入るので、給水が一回で済むのだとか。それは確かに楽ですが、最初からセットでつけてくれませんかね、公式さん……。
一応下から買えます。公式のものと、amazonのもの両方貼っておきます。欲しい人はお好きな方からどうぞ。
※ちなみに公式のほうがバチコリ安いです。買うなら公式からがお得です。
身長が高くない人だと給水を手動で毎回するのはキツイかも
置く位置にも寄りますが、身長が低い人だと給水やや面倒かもしれません。
僕の家だと高さ170cmぐらいに給水口が来るように配置してあるので、160cmの妹とかだと給水は無理でした。
また、普通にキッチンにラクアを置いたとしてもそのぐらいの高さ(給水口が170cm近くの高さ)になりかねないので、踏み台を利用するなどの工夫が必要かもしれません。
もしくは手動での給水は諦めて、自動給水ができるように配線を何とかした方がいいかもしれません。
一人暮らしの家にラクアを設置した方法
方法①:キッチンに置くのは諦めること
身もふたもない話で恐縮ですが、一人暮らしの家でラクアをキッチンに置くのは諦めてください。
何故ならこんなことになるからです。
カウンターキッチン付きの家に住んでます!なんて大富豪であれば別なんですが、大概の一人暮らしの家だとこんなんになる確率のが高いです。
ラクア意外とでかいので、DIYゴリゴリにできる環境とかでない限りキッチンには置けないと思ってもらって大丈夫です。
諦めてキッチン外に置く勇気を持ちましょう。
方法②:メタルラックでスペースの確保をする
我が家は1K6畳のルームなので、部屋に食洗器を置こうにもスペースはさほど潤沢ではありません。
なのでメタルラックにて拡張を行いました。
ちなみにラックはこのサイトの幅76×奥行46×高さ156.5cmのモデルを買いました。
しっかりしてて丈夫で全然揺れないのでオススメです。
ちなみにメタルラックのサイズについて
ちなみにサイズとしては奥行と横幅が46cmあればラクアは入るので、それ以上のサイズでしたら問題ありません。
家にあったサイズを選びましょう。
ただ、女性や力に自信がない方がもし組み立てとかをする際は、こんな感じのゴムハンマーみたいなものを用意したほうが無難です。
メタルラックの組み立ては結構力入りますし、こういうのがないと痛いです。
痛いの意味を痛感したい方は、是非ともハンマーとか無しで組み立ててみてください。
工夫③:漏斗を使って無理やり給水できるようにした
メタルラックを導入したんですが、僕の設計を間違えてしまって、ラクアの上にある給水口から水を直接注げなくなってしまったんですよね。
そのため、漏斗を導入しました。
これを給水口の真上に来るように調整して、メタルラックの上からぶっ刺してあげて無理くり給水してあげています。
数は少ないとは思いますが、もし
工夫④:バケツを利用して排水
人間でも食ったら外に出さざるを得ないように、ラクアも水を注いだからには必ず水を外に出す必要があります。
普通は排水ホースを排水溝付近に設置して直接排水溝に水を流すんですが、一人暮らしの家だとキッチンの問題でできないことが多いと思います。
なので、僕はメタルラックとバケツを駆使して排水を行ってます。
ラクアを置いた下段にバケツを置いて、そこに排水をしています。
少し大きめのを買ったので、2回までは排水しても溢れません。
さっきもちょろっと述べましたが、ダイソーで300円程でした。特段高いもの買わずとも全然安く工夫できるので、ぜひ試してみてください。
ラクアはあり?なし?
結論:あり。迷ってるなら買いましょう
ラクアは本当に有りだと思います。これは買ってよかった。
確かにちょっと洗える数が高級機種とかと比べると少なかったり、乾燥機能が微妙だったりしますが、そんなのは瞬き程度の些事な等級です。
それよりもメリットが大きすぎます。
もし迷ってて決め手がない!って人は今が決め手です。
置くスペースがないならこのメタルラック使ってください。奥行が46cmあればばっちりおけます。
これがあればスペースなんて関係ないので、購入を迷っている理由がお金以外なら今すぐぽちりましょう。
テレワークが増えている昨今、家でご飯を食べる機会が増えてお皿洗いにかけている時間より、その時間をPCに費やしたほうが遥かに建設的です。
面倒なことは機会に任せて、僕ら人間はより楽しいことに時間を使いましょう!
それでは今回はこの辺りで失礼をば!関連記事もよろしくね!