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コスパ最強のロボット掃除機【Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid】レビュー

大分前のプライムデーセールで安くなっていたので、Ankerのほぼ最上位モデルであるEufy RoboVac X8 Hybridというロボット掃除機を購入しました。

僕はAnkerのほぼ最安モデルの掃除機を持っているので、別に新しいロボット掃除機を購入する必要もなかったのですが、最安モデルは最安モデルだけ合ってやはりAIが阿呆すぎたんですよね。

だって1Kの家を掃除するのにあのモデル、2時間とか3時間かけるんですよ?流石に馬鹿すぎじゃないですか?

なのでレーザーマッピング機能というものが搭載されていて頭が良いと噂のEufy RoboVac X8 Hybridを購入してみました!

はてさて、このモデル、期待通りの性能なのやら……。

というわけで今回はこのEufy RoboVac X8 Hybridを実際に使ってみて、僕の掃除事情がどのくらい変わったのかレビューしていきたいと思います。

Eufy RoboVac X8 Hybridとは

Ankerの中で一番上位のモデル

先程もちらっと述べましたが、Eufy RoboVac X8 HybridはAnkerのロボット掃除機の中でほぼ最上位のモデルになります(※1)。

Ankerのロボット掃除機で搭載されている機能は、1つを除いて全て実装されており、

Ankerから出ているほぼ全ての機種の上位互換モデル(※2)となっています。

※1……正確にはEufy RoboVac L35 Hybrid+というモデルが一番高いのですが、これはゴミを自動収集してくれるステーションがついており、そのステーション代を除くとEufy RoboVac X8 Hybridが一番高いモデルになります。

※2……自動ゴミ捨て機能が搭載されていないので、それ以外は最上位です。

高い掃除機にある機能は大体ある

高い掃除機にある機能と言えば

  • レーザーなどで家具を避ける機能
  • 部屋の配置を覚えてくれる機能
  • 水拭きをしてくれる機能
  • ゴミを収集してくれる機能

辺りで、高いロボット掃除機を求めている人の殆どは↑の能力が欲しくてハイエンドを見ているんだろうと思います。

そしてこのAnker Eufy RoboVac X8 Hybridは、ゴミを収集してくれる機能以外の機能は全て持ち合わせています

高そうに見えて最強コスパのハイエンド

この掃除機のお値段は59,800円。

いや馬鹿たっけぇよ、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっと待ってください。

有名所であるルンバとか、最近来ているDEEBOTってやつの最上位モデルは普通に10万円を超えて来やがるんですよ。

いやこれマジですからね?

なので約6万円という価格はそれと比較するとかなりリーズナブルです※。

流石僕らのAnker様!と言った所です。

※信じられない方は是非家電量販店とかに行ってルンバの価格見てみてください。そして目ん玉吹っ飛ばして帰ってきてください。

最初の方に結論

RoboVac X8 Hybridは個人的に大満足

めっちゃ賢い

一ヶ月程買って使ってみましたが、個人的には大満足の一品でした。

マジでこれは悪くない商品です。買ってよかったと思います。

如何せん前のモデルのAIが阿呆すぎて、それと比べるともうこの製品は天才すぎ。

信じられないかもですが、昔使ってたモデルが掃除に2時間~3時間かけてたのに、このモデルだと僅か25分で掃除終わるんですよ

むしろ昔使ってたモデル何してたの……?僕に掃除命令されるのが嫌でサボってたの……?ってレベル。

この知能の改善という一点だけでも買ってよかったと思わされます。

水拭き機能も良い

地味にこの水拭き機能が気に入ってます。

床にジュースこぼしちゃう時とかあるじゃないですか?

そういう時ってあらかた濡れ雑巾とかで処理はしますけど、なんか吹き残しがあったりとかするとベタベタしてて気持ち悪いじゃないっすか?

そしてそこをわざわざもう一回後日拭くのって面倒じゃないですか?

そんな時にこの水拭き機能があると、僕がこぼして汚した床を、文句一つ言わずにピカピカにしてくれるんですよ。

毎日やる必要は無いんですけど、週一とか、床を汚しちゃった日にやるとマジで床が綺麗になります。

吸引だけのロボット掃除機ではたどり着けない境地がここにはありますね。

ただ、人に手放しで勧められる商品でもない

ただ、この商品、手放しで勧めることが出来ないんですよね……。

本来ならもっとアフィリエイト収入が欲しいので手放しに褒めて皆さんにバンバンリンク踏んで欲しいんですけど、そうは問屋が降ろさないわけです。

どの点が手放しに勧められないかというと、

↑Anker、今紹介しているモデルより安くてほぼ同じスペックの掃除機ぶっこんできたんですよね、最近(2022年8月現在)

今勧めているEufy RoboVac X8 Hybridを買うんだったら上のモデル買ったほうがお得になってしまったという……。しかもデザインも青の方が綺麗だしさ……。

Anker君、上位モデルを買った途端にこういうこと平然とやってくるからなぁ……。いや、製品が安く進化することは良いことだし、買うタイミングに関しては僕が完全に悪いんだけどね……。

もし買いたいならPrimeDayとか狙うのがオススメ

とは言え良い掃除機なので、もしこの記事を見た貴方が

しなー
しなー
なんか他の機種検討して頭悩ますぐらいなら、このブログで紹介してるモデルでいいや。これ買お

ってなった場合、全力でオススメします。

ただ、買うタイミングはPrimeDayか何かの大型の割引セールを狙ったほうが絶対に良いです。

僕はこのモデルをPrimeDayで40,000円くらいで購入しました。約2万円引きという、

しなー
しなー
いやいや、この掃除機の原価いくらなんだよ???

って突っ込みたくなるぐらいの価格で購入ができたので、是非セールを狙いましょう。

Anker RoboVac X8 Hybridにある機能

ではここからは購入を検討している人に向けてこの機種にある機能を解説していきたいと思います。

レーザー機能・自動マッピング機能

レーザーで家具の位置や地形を把握し、効率よく清掃する機能です。

まじでこれが優秀で、以前紹介したRobovac15Cだと掃除に3時間近くかけていた部屋を、なんとこの掃除機だと25分ぐらいで終わらせてくれます。マジ爆速。ボルトもびっくり。

レーザー機能と自動マッピング機能がついた程度で掃除速度変わるのか……?と思ってたんですが、感動するぐらい全然違いました。

懐に余裕あるなら「Ankerの下のモデルじゃなくてこのモデル買ったほうが良い」と断言できますが、それはこの機能がメチャクチャ大きいです。

水拭き機能

さっきもちらっと振れましたが、水拭き機能いいですよ、水拭き機能。これがあるとないとじゃ雲泥の差。

こんな感じの水を入れるボックスがついていて、それをロボット掃除機の下の部分に装着すると水拭きができます。

ロボット掃除機が動いた軌跡通りに水拭きしてくれるわけです。

個人的には凄い気に入ってる機能で、数回に一回水拭きを行っています。

ただ、ちょっとここにはネックとなるポイントがあるので、気になる方は不便ポイントで解説しているのでそちらを御覧ください。

アプリで指定した部屋を掃除

地味に便利なのがこの機能。

キッチンが汚れたから拭き掃除したい……なんて時はキッチンを範囲選択をしてスイッチオンしてあげれば、指定した場所だけを掃除できます。

こんな感じでキッチンを指定してあげる

掃除したいけど寝室とかは別に掃除機かけなくて良いんだよなー。ホントに一部分だけ掃除したいんだよー、みたいな時サクッと行けるので、この機能は結構嬉しい。

他にも部屋を指定したり、ワイン溢したからリビングの一部だけ掃除してきて、みたいにスポットで掃除したりとかも可能です。

逆にない機能

自動ゴミ収集機能

残念ながら、ゴミ捨ては自分でやらなくちゃいけません。

Ankerから2022年8月に新しく発売したモデルはゴミ捨てを自動でしてくれるみたいですが、この機種には残念ながらその機能はありません。

自動でゴミ捨てをしたい場合はそのモデルを買うか、違うメーカーの高いやつを買ったほうが良いです。

魅力紹介

レーザーマッピングがマジ有能

レーザーを使ったマッピング機能は本当に感動するレベルで優秀です。

https://www.nicokira.com/anker_eufy_robovac_15/

↑で紹介したモデルは1Kの部屋ですら本当に2時間~3時間かけるんですよ。

ですが、Eufy RoboVac X8 Hybridはレーザーマッピングがあるので、1LDKで25分ぐらいで清掃が終わります。

動き方がマジで賢いんですよね。しっかり床に置いてあるものを把握して最高効率で掃除をしてくれます。

これには本当にびっくりしました。2~3割ぐらいは改善されるかな?と予想してたら、8割以上速くなりましたからね。

この優秀さに関しては下の動画の8:17辺りからを見てもらえるとわかると思うので、是非そちら御覧ください。

水拭きができる

水拭きできるの、これいいですよ!特に実感するのがキッチンと洗面所の辺り。

どうしても洗面所とかキッチンの床って、水で汚れてしまうし、キッチンに関しては油で汚れますよね?

そしてズボラ男子である僕がその床を拭き掃除するかと言うとNO。拭いたほうが良いのは100も承知なんですけど、床拭きって面倒くさすぎて……。

ですが、そんな面倒な床拭き問題もEufy RoboVac X8 Hybridを起動させれば一発で解決。掃除機をかけるのと同時にサクッと拭き掃除をしてくれます。

吸引掃除だけで大丈夫だろ……と思ってたんですが、水拭きすると床ツルツルになるんですよね……。

これは一回味わってしまうと水拭き有りのモデルをオススメせざるを得なくなります。

アプリ操作が結構便利

先にも述べた通り、アプリ操作が意外に便利です。

例えば、

しなー
しなー
朝掃除したけど、帰ってきてから料理しちゃったからキッチンだけ掃除したいなぁ……

なんて時、アプリでキッチンを選んでスイッチオンするだけ。あとは勝手に掃除して勝手に充電してくれてます。

前使っていたRobovac15Cだとキッチンだけ掃除して欲しい場合、大分面倒です。

指定した場所を掃除する機能なんて無いので、キッチンにわざわざ持っていって、キッチンから逃げ出さないバリケードを作って掃除させる必要があります。

あれ面倒なんすよね……。それやるくらいなら自分で掃除機かけるわってなります。

音が案外静か

この掃除機は

ニコ&キラ
ニコ&キラ
吸引力マシマシ!めっちゃ凄いよ!

って感じで宣伝してはいるんですが、音は案外静かです

当然ターボモードとかにしたらやかましいですが、静音モードであれば全然電話とかオンライン会議とかの妨げにならないくらいの音量になります。

家具に乗り上げて止まっているということがない

マッピング機能の次ぐらいに良いのがこれ。

Robovac15Cよりも明らかに性能が良くなっていて、走行不能になるような高さの場所に乗り上げて止まっているということがないです。

ロボット掃除機あるあるとして、何かしらの物に乗り上げてしまって脱出できなくなり、掃除が終了してしまうという問題があります。

見えない場所で電池切れになってんたりするので、これ地味に苛つくんですよね。

Robovac15Cは5回に1回ぐらいそれが起こってしまうことがあったのですが、Eufy RoboVac X8 Hybridは今のところ一度もその不具合を起こしていないです

追記

最近フレキシスポットという電動昇降デスクにを購入したのですが、その足には意気揚々と乗り上げやがります。

見事に車輪がこのフレキシスポットの足をスルーして登っていっちゃうんですよね……。

対策としてこのCASIOの電卓を置いてます。けどあまりにダサすぎるので、今後何か対策をしていこうと思ってます。

サイズ感がちょうどいい

縦34.5 x 横34.5 x 高さ9.7cmとなっています。

流石に前回紹介したRobovac15Cの7cmより厚くなっていますが、The普通のロボット掃除機のサイズと言った感じです。

10cmを切っているので、家具に足をつけていれば、大体の家でちゃんと家具の下に潜り込めるサイズかと思います。

値段がハイエンドにしては安い

6万円は高いか否か?という質問をしたら、あなたがアラブの石油王でも無い限りは「高い」と答えると思います。

ただ、ロボット掃除機界隈は魔境です。この性能で6万円なら安い方に入ります

さっきも言いましたが、試しにヨドバシでもビックカメラでも言ってみてください。

吸引機能だけで水拭き機能はないモデルがゴロゴロ居て、水拭きマッピング機能ありで6万円のロボット掃除機がいかに珍しいかがわかると思います

  • レーザー・マッピング機能あり
  • 水拭きが可能
  • アプリからスポット指定の掃除ができる

という条件で是非探してみてください。この機種を抜かせば中々見つからないですから。

個人的には魅力じゃないけど、ついてる機能

長時間稼働

約3時間程は連続稼働できる(電池が持つ)そうです。

ちなみに、僕の部屋は1LDKなのですが、大体25分前後で清掃が終わってしまいます。

なのでこの電池持ちを活かせたことは今のところ一切ありません。素晴らしい。

我が家は40平米程で25分なので、大体280~300平米以上の家でようやく使い切れるレベルの驚異的な電池持ちです。

つまりは電池持ちに関しては心配する必要一切ないです。

オフィスとかで使いたい方だとこのくらいの電池持ちは良いのかも。

自動充電&再開機能

↑で話したぐらい電池持ちが良いのに、掃除中に電池がゼロになったら自動で充電ステーションに戻って、電池が溜まったら掃除を再開する機能があるそうです。

非常に優秀な機能がですが、大富豪の家でも無い限り使う機会はなさそうですよね。

もしかするとこれもオフィスで導入を考えている!とかって人なら需要あるかもしれませんね。

不便ポイント

中々べた褒めしておりますが、当然不満なポイントもあります。

万能な製品などこの世には有りはしないのです。というわけで、不便ポイントを紹介していきます。

水の入れ替えが煩雑

水の入れ替えに関して結構微妙なんですよね、この機種。

というのもタンクがこんな形状になっており、水は画像の左上の穴から入れます。

個人的にはこの位置が不満です。

これ水を入れるときは良いんですよ、入れる時は。

問題は出す時なんです

中途半端な位置に注ぎ口がついているせいで、傾けても振っても本体に水がどうしても残ってしまって、中を完全に乾かすことができないんですよね。

水が残った状態になるってあんまりよろしいことではないので、出来れば全部水を切れるか、簡単に乾燥ができるようにして欲しい。

是非改善お待ちしてます、Ankerさん。

水拭き用のモップの取り扱いが面倒

真夏の電車。嫌なニオイしませんか?学校の掃除の時間に使っていた雑巾。嫌なニオイしませんか?

Eufy RoboVac X8 Hybridの水拭き用のモップは、扱いを間違えるとすぐあの匂いを発生させるのでご注意ください。

水に濡れたままタオルとかを放置しておくと、滅茶苦茶臭くなるじゃないですか?

それと同じで、使用後の水拭きモップはガッツリ濡れているので、本体に装着したまま放置しているとかなり臭くなります。

しなー
しなー
毎回使用後に取り外せば問題ないじゃん

と思ったそこの貴方。甘いです。アメリカで売られている謎のお菓子よりも甘いです。

ロボット掃除機を使うタイミングって、得てして大体外出のタイミングが多くなります。

なので、外出時間によっては放置時間が必然的に長くなってしまい、どうしても匂いが発生してしまう場合があります。

つまり、水拭き機能は自分が家にいるときかすぐ帰る時しか使えないということになってしまうので、そこがちょっと不便ポイントです。

自動ゴミ収集機能はない

残念ながらこの機種には自動ゴミ収集機能はありません。

自分の手で捨てる必要があるので、そこはちょい面倒ではあります。

もし自動ゴミ収集機能が欲しい人は↓の掃除機をご検討ください。

コード類を巻き込みやすいのは上位モデルでも同じ

下位モデルよりも縦横無尽に部屋の中を駆け巡ることが少なくなったので、そういった意味ではコードに苦戦することが少なくなりました。

ただ、それでも0かと言われるとそうではありません。

ロボット掃除機を使う以上、コード関連の巻き込みは妥協しなければ行けない点かと思います。

どうやら他社の10万以上するロボット掃除機だとコードの巻取を防止する機能なんてものがついているモデルがあるらしいので、もしコード巻取が本当に嫌だ!という人がいればそのモデルを検討するべきでしょうね。

当然細かいところは無理(当たり前)

ロボット掃除機故の限界ですね。

四隅とか、家具と家具の間とかはやはり届きません。

クイックルワイパーさんの廃業はまだまだ先でしょう。

ファンネルみたいに小型の掃除機を放つロボット掃除機とか出てくれば面白いんですけどね。

結論:懐に余裕があるなら超オススメ

このモデル、懐に余裕がある方には非常にオススメのモデルとなっております。

水拭きの部分とかで言いたいことはありますが、概ねその性能には満足のモデルとなっていて、このモデルを使っていて性能面で不満を感じるという人はかなり少ないと思います。

逆にこのモデルで性能不足を感じるという方は、ロボット掃除機に求めすぎです。

そういう方は恐らく他社の十数万円のモデルじゃないと満足出来ないと思うので、是非ともそちらをどうぞ。

ただ、このモデルの上位互換みたいなモデルが現状出てきているので、このモデルを購入されるという方は、そちらもしっかり考慮の上ご購入ください。

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ニコ&キラ
ニコ&キラ
それでは今回はこのあたりで失礼をば!他の記事も読んで行ってね!

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