僕は最近毎年毎年、年末に近づくにつれてある悩みにさらされ続けております。
それが「冷凍庫の容量が年末になると足りなくなる問題」です。
そんなに冷凍食品を溜め込んでいるわけでも、自炊しまくって冷凍しまくっているわけでもないんですが、この時期はふるさと納税の返礼品がガンガン送られてくる時期。
そしてふるさと納税の返礼品で食べ物を頼むとその多くがだいたい冷凍で送られてきます。
そのため僕が使っていた200Lぐらいの小さい冷蔵庫じゃキャパオーバーで、冷凍庫の扉が閉まるか閉まらないかの瀬戸際を漂っていたのですが……
クソデカ冷蔵庫、買っちゃいました☆
というわけで三菱さんのMR-B46H、購入しましたのでレビューしていこうと思います!
総評:大満足。ただ一人暮らしにはデカい
スペックは大満足
総評としては超絶大満足です。
20万円も払ったんだから文句の10個や20個ぐらい言ってもお釣りが来るだろうと思ってたのですが、全然満足です。
気兼ねなく冷凍だとかふるさと納税できるし、これは買ってよかった。
大体電化製品買うと何かしら不満が出てくるものですが、こちらはその不満が一切ないです。
理想の冷蔵庫見つけちゃったぜ……って感じです。これは当たりの買い物でした。
料理をするのが楽しくなった
野菜も大量に保管できるし、冷凍もガンガンできるので、今までみたいに
みたいなことが一切無くなり、料理のストレスから見事に開放されました。
今までって作ってもどうせ冷凍庫に入らないから、少なめの量(2人前ぐらい)を作ってそれを一気にかっ食らう、みたいなこと毎回やってたんですよね。
これをやると1食あたりのコスト上がりますし、最後の方無理に胃に詰め込むのでやや苦痛だったんですよね。
今はガンガン量を多めに作って、小分けにして冷凍しまくるという手法を取って食費を浮かせております。
野菜室が分かれているの地味に大事
そしてデカい冷蔵庫を初めて買って思ったのですが、冷凍室と野菜室が分かれてるの地味に重要ですね。
今までだと買った野菜を冷蔵室にブチ込んでいたので、肉と野菜と飲み物とがごっちゃになっていたんですよね。
そうなると冷蔵室の中グッチャグチャで、どれがどこにあるのかパッとわからないみたいな状況だったんですが、それが意外とストレスだったんだとこの冷蔵庫に変わってから気が付きました。
野菜は野菜、肉は肉みたいに保管場所がしっかり分かれているとアクセスがし易いので料理が楽になるんですよね。
予想はしてたが容量を大分持て余す
ただやっぱり素養はしてた通り、容量は大分持て余します。
一人暮らしの男子でこの容量を使い切れる訳がないので、冷蔵庫と野菜室はガラッガラです。これはもう仕方ないでしょう。
この冷蔵庫を買った理由
ふるさと納税で冷凍庫が埋め尽くされた
私は以前250L?ぐらいの冷蔵庫を利用していたのですが、そちらの冷蔵庫は冷凍室が50Lぐらいしかありませんでした。
そのぐらいしか無いと、ちょっとした冷凍食品を打ち込むと一瞬で冷凍室が満杯になります。
特に僕はふるさと納税をしているので、結構な量の特産品が一気に届くことが多々あります。
そうなると冷凍室がパンパンでこれ以上何も詰め込めない!って状況が頻発するんですよね……。
それが中々にストレスだったわけです。そして思ったのです。デカいやつ欲しいと。
300L台を買うのも微妙
ただ冷蔵庫を買い替えるにしても、300L台だとちょっと微妙かなと思ってました。
300L台のやつだとチルド室とかも若干微妙だし、デザインとかもそんなに良くないんですよね。
それに今後住む人数とかが増えてきた場合、どうせ300Lじゃ足りなくなるでしょうし、300Lを買うのはあんまり気が進まなかったんですよね。
なので3人とかで暮らしても十分に耐えうる400L代のものを選ぶことにして冷蔵庫を探していました。
まぁ一緒に暮らす人数が増える予定は無いんだけどね☆
そして切れちゃう旬冷凍に惹かれる
一番の決め手は「切れちゃう旬冷凍」。
これは三菱独自の昨日で、半冷凍の状態に食材を保ち、包丁が入る状態を維持するというものです。
サクッとお肉とかを冷凍のまま切り分けることができればこれは便利だ!
と思い、SHARPとかの機種と悩んだ挙げ句、こちらのモデルを買うことに決めたわけです。
購入時の価格
ヨドバシで定価が230,000円程
買ったのは10月頃でしたが、定価で23万円程でした。
一年前ぐらいに見た時は同サイズのモデルが18万円ぐらいで売られていた記憶があったので、大分高めだな……と思いながらみてました。
デカい白物家電とはいえ、23万はいい値段しますよね……。
実際は結構値切って200,000円で購入
店員さんが話しかけてきたので値段交渉スタート。
最初は1万円引きとか、2万円引きするからシーリングライト買ってくれないか?
みたいな感じの戦いが繰り広げられてたんですが、シーリングライトはいらないですし、1万円引きも大した魅力ではありません。なので、
って若干無茶目かな?という要望言ったところ、数分上長の方とお話した上で
「では、シーリングライト無しの20万円で」
ということで話をまとめることに成功しました。
価格.comだと16万円~17万円で購入可能
ちなみに価格.comだと最安値16万とか17万ぐらいでこのモデル購入可能です。
僕は配送の手間とかリサイクルの手間、後はポイントを加味すると20万だったらヨドバシで買っても問題ないなという判断でヨドバシで買いました。
ですが、もしそこら含めても最安値の値段で買いたい!って人は価格.comで最安を見てあげるといいでしょう。
冷蔵庫の内装紹介
冷蔵室
通常ルーム
通常ルームは大分広いです。
一番下の段には両手鍋なら余裕で入ります。
ちなみに一番上の段はかなり背が高いので、小柄な女性だと手が届きにくいと思います。
こちらは是非実地で触ってみて下さい。
女性が使うことを意識するなら、三菱よりもSHARPの冷蔵庫の方がそこら辺に配慮されているためオススメです。
容量は239Lあります。
ベーコンなどのルーム(ワイドチルド)
ベーコンやチーズなどの加工食品的なものを入れておくと長持ちするといわれているルームです。
ベーコンをぶち込んでいるだけなので、正直あんまり恩恵は感じてないです。
チルドルームは合わせて20Lっぽいです。
チルドルーム(氷点下ストッカー)
大体全部の冷蔵庫にあることでお馴染みのチルドルームです。
通常チルドとしても使えたり、通常チルドや冷蔵庫よりも冷やす氷点下ストッカーとして使うことも可能です。
あとはかなり低温でじっくり解凍しドリップを抑える「氷点下解凍」なんて昨日もこのチルドルームで使用可能です。
氷点下ストッカーにした状態でここに薄いお肉とか入れると若干凍りますし、冷凍した鶏肉を解凍のためにここに入れておくと全然解凍されないので、通常の冷蔵庫よりは大分温度が低いみたいです。
チルドルームは合わせて20Lっぽいです。
製氷室のための水入れるところ
こちらは氷を自動生成するために水を入れる所になっています。
珍しくこれは全部取り外しが可能で、丸洗いが可能という掃除好きにはたまらない一品です。
製氷室
作った氷が出てくる所になります。
結構思ったよりも氷が大きくて気に入ってますが、最近お酒を瓶で買って飲まないので使う機会がめっきり減ってしまいました。
ちなみに22Lあります。
旬冷凍ルーム
-7℃で凍らせることで絶妙に凍った状態を作り出し、凍った状態のまま包丁で切ったりできるという便利機能が搭載された冷凍室。
後述しますが、これめっちゃいい。マジで冷凍した肉が包丁でサクっと切れちゃう。
豚バラとかひき肉をここで保存しておけば超料理楽になりそう。
ちなみにこちらのルームですが、切れちゃう旬冷凍ルームとしてではなく、普通の冷凍庫としても使うことが可能だったりします。
ちなみに容量は26Lになります。
冷凍室
上段
冷凍室は二段構成になっていて、上にプラスチックのトレイみたいなものがあり、その下に深い箱があります。
僕は比較的よく使うネギやマッシュルームの冷凍、お肉などをここに置いて保管しています。
サクッと取り出せるので二段構成になっているのは結構便利です。
下段
かさばる冷凍食品系はこちらにぶち込んでおります。
本当ならニトリとかでしっかり小分けに出来るもの便利アイテムを購入したい所ですが、面倒すぎて断念してるのは内緒。
ふるさと納税で得た諸々の物品を適当にぶち込んでもこの余裕なので大分サイズ的には余裕があります。
冷凍庫は81Lあって、切れちゃう旬冷凍ルームの26Lを含めると107Lある計算になります。
野菜室
上段
野菜室も上段と下段が用意されてます。
こちらも同じ感じで上によく使う野菜を入れているのですが、あまり僕は野菜の取り扱いが得意ではないので上段ぐらいしか使ってないです。
下段
一応あるにはあるのですが、僕の料理スキルが足りず無用の長物になっているのは内緒です。
結構たっぷり入ります。
野菜室は87Lあります。冷凍庫のほうが大きく見えますが、実は野菜室の方がデカいという。
この冷蔵庫の良い所
見た目がシンプルで好み
見た目クッソ良くないですか?
切れちゃう旬冷凍とかにもかなり惹かれましたが、デザインが好みだったのも決断の一員です。
シンプルで無骨な感じが凄い気に入ってます。実物はこの写真より大分綺麗でもっとカッコイイです。
切れちゃう旬冷凍が非常に素晴らしい
切れちゃう旬冷凍、これマジで良いです。
家事が変わる。本当に。これは革命だと思う。
冷凍したお肉ってもう鈍器として使用可能なぐらい固くなりますが、旬冷凍ルームに入れればそんなことはなく。
適度に刃が通る程度の硬さに仕上げてくれるので、丸ごと冷凍した鶏胸肉とかをカットして使うことが可能になります。
これはね、革新的だと思う。ホントに人類は皆この便利さを享受した方がいい。この機能実装した三菱さんマジで神。
容量が十分デカい
もう余るぐらいあります。
多分僕がこのまま一人暮らしをしている状況が続けば埋まりきることは決してないでしょう。
そのぐらいしっかりとデカいです。
冷凍室の容量が大きい
以前の冷蔵庫では問題だった冷凍庫容量も難なくクリア(当然ですが)。
多量に頼んだふるさと納税の返礼品も苦することなく格納できそうです。
まだまだこの後届くので、冷凍庫にぶち込めるのを楽しみにしてます。
自動製氷の氷サイズが大きい
これびっくりしたんですが、自動製氷の氷が思ったより大きいです。
実家で使っている冷蔵庫だと一瞬で溶けちゃうぐらいの大きさの氷しか作れなかったので、このサイズを作れるのはうれしい誤算。
僕はお酒が大好きで良くハイボールを飲むので、氷のサイズが大きいのは嬉しいんですよね。酒飲みなら共感してくれると思います。
野菜は確かに長持ちするようになった気がする
プラシーボかもしれないんですが、野菜が前の冷蔵庫よりも長持ちする気がします。
って期間放置しても、みずみずしい見た目をしたままなんですよね。
それで実際に食べてみると全然普通に食べれるということが2,3回ありました。
特にレタスでその傾向が強い気がします。
正直全然期待してなかったんですが、これは嬉しい誤算でした(プラシーボの可能性は捨てきれず)。
実感ないけど電気代は安いらしい
冷蔵庫ってどんなにエコなものに買い替えたとて、パソコンとかエアコンには消費電力がかなわないので対して実感できないところではあります。
が、一応この冷蔵庫はエコ度合いはかなり高いっぽいです。
僕はあんまり冷蔵庫の電気代を気にしてないので、ここらは詳しく語りませんが、エコを気にされる方にはおススメかもしれません。
切れちゃう旬冷凍の感想
これめっちゃいい
正直旬冷凍ルームにはあまり期待をしていませんでした。
旬冷凍が買う決め手にはなったんですが、実際にそこまで役に立つものだとは思ってなかったんですよね。
ちょっと使えればいいかなーぐらいにしか期待してなかったんですが、旬冷凍、めっちゃ良いです。マジで良い。
謳い文句通り、冷凍された肉が本当にサクッと切れます。
鶏胸肉を丸ごと冷凍した時とかって、包丁だと全く切れる気がしないじゃないですか?
それこそ電ノコもってこい!ぐらいの硬度になりますが、旬冷凍ルームは違います。
力は必要ですが、分厚い鶏胸肉でも包丁のみで切り分ける事が可能です。
- 鶏胸肉丸ごと一枚
- 生姜焼き用の豚肉を5枚重ねたもの
是非ぶった切っているシーンに関してはYouTubeで是非御覧ください。これは良いものでした!
ただ、初期設定が”通常冷凍”になっているので注意
実はこの切れちゃう旬冷凍ルームって通常の冷凍庫としても使えまして、確か初期設定は通常の冷凍庫モードになってます。
上の画像みたいに旬冷凍の項目を選んだ時に「冷凍」の文言しか載っていない場合、これは通常の冷凍庫になってますのでご注意ください。
最初っから普通に旬冷凍にしててもいいんじゃね……?と思ってたり思ってなかったりします。
使うには設定を変更する必要がある
なので旬冷凍を使うには、旬冷凍ルームを選んだ状態で「温度設定」のボタンを何回か押して設定を変えてあげる必要があります。
↑の画像のように「切れちゃう」の文言が表示されれば成功です。
この冷蔵庫の悪い所
正直無いのが現状
今のところ使っていて不満ポイントが全然ありません。
全機能十分に満足してしまってるんですよね……。
買ってみて不満点が今のところ全く無いというのが現状になってます。
とは言えそれは今まで使っていた冷蔵庫がポンコツ過ぎたからというのも理由の一つとしてあるとは思いますが……。
強いて言うなら家電量販店で買うと高い
価格.comとかであれば17万円ぐらいで変えますが、家電量販店だと23万円ぐらいしておりました。
なので効率よく買い物しないと損するかも……?ってぐらいですかね。
あと背が高いので、小柄な方はつらいかも
全体的に背が高く、1821mmあります。つまり身長180cmの人間よりも高いわけです。
一番上の段とかは172cmある僕が背伸びをしたら一番奥まで手が届く、といった状態です。
なので160cm前後の方とかが一番上の段を存分に使うのはややキツイかもしれません。
名前がわかりにくい
無理やり上げた不満点にはなるんですが、名前わかりにくいです。
なんだよMR-B46Hって。アルファベット並べられると覚えられない……。
ドラム式洗濯機もそうなんですけど、なんで日本の白物家電ってプリウスとかアルファードみたいにわかりやすい名前をつけず、型番で言う傾向強いんですかね?
その他細かい点
音に関して
音は殆どしません。
無音と言ってもいいレベル……?
音という音を聞いた覚えがありません。
音に関しては前使っていた200Lぐらいの冷蔵庫の方がうるさかったです。
タッチパネルの操作感
これは殆ど問題ありませんでした。
触ったらちゃんと反応します。あまり心配しなくてもいいかと。
タッチパネルの故障に関して
個人的に気になるのが故障です。
このモデルはボタン式ではなくタッチパネル式です。
しかもこんな交換しにくそうな所に埋め込まれております。
これ多分壊れたら修理費高いぞぉ……。
一応僕としては
- 冷蔵庫の設定をいじる機会って早々ない
- 現状の設定でほぼ問題ない状態
- なのでタッチパネルだけなら壊れても問題ない
というロジックで自分を納得させております。いや壊れてほしくないけどね。
購入をおすすめする人
冷凍を大量にする方
ふるさと納税を大量にする方など、冷凍を大量にする方はオススメ出来ます。
十分に冷凍庫に食材入ります。
具体的に言うと、
- 冷凍ハンバーグ20個
- 冷凍ご飯5パック
- 冷凍スープ3パック
- 冷凍の瓶詰め4つ
- 冷凍食品3つ程
を放り込んでも全然余裕で容量がまだ余ってます。
しかもこんな感じで超乱雑にぶっこんでいるだけなのですが、それでもちゃんと余ってます。
仕切りとかをしっかり買って調整すればもっと多く入りそうです。
野菜腐らせちゃう私みたいなズボラ
これに関してはプラシーボの可能性があるので話半分に聞いてほしいのですが、野菜の持ちが結構良くなった気がしてます。
キャベツを買っては1/8部分をシナシナにさせてみたり、白菜の葉っぱの色を失ってみたりと大分野菜を無駄にしてきた僕ですが、その頻度が減った気がしています。
気の所為なのかもなんですけど、野菜の持ち明らかに良くなってるんですよね。
なので野菜買ったはいいものの、毎回だめにしちゃんだよね……って方はオススメかもしれません。
旬冷凍が気になっている方
旬冷凍が気になっていて購入を検討しているなら、購入して損はないと思います。
これは本当に良いものでした。肉が凍ったまま切れちゃうのはマジでびっくり。そんなことあるのか……って感じ。
冷凍した鶏肉が包丁でぶった切れるわけですからね。この機能はもっと早く欲しかった……。
オススメはひき肉とかを打ち込んで置くこと。小分けに切り分けて炒めものとかに使えるのでガチで便利です。
まとめ
デカい冷蔵庫は1人暮らしでもオススメ
デカい冷蔵庫、買って本当に良かったです。
一人暮らしにこのサイズって絶対後悔しそうだよな……とか思ってたんですが、案外そんなことありませんでした。
このサイズの冷蔵庫、めっちゃ良いです。むしろ一人暮らしの人間こそデカい冷蔵庫かって、自炊の癖をつけたほうが良いかもしれないまである。
もし大きめの冷蔵庫を検討されている方、この冷蔵庫は不満点が思いつかないマジでオススメな冷蔵庫なので、迷っているならポチりましょう!これは良いものだ!