クソアニメ。それは各クールに何故か登場してしまう、未知の生命体。
誰も登場を望んでいないというのに、金と時間と貴重な人材を浪費してこの世に産み落とされる謎の物体。
ちょっと前にスマホ太郎なる一世を風靡したクソアニメが爆誕し、ネット上でもかなり話題になりました。
https://www.nicokira.com/20170718animation/
この作品はあまりにクソ過ぎて、そのクソさをかみしめて楽しむという強者が出てくるまでに至りました。
最終話まで見た人間はもはや勇者扱いされ、ネット上でも称賛されたと言えばそのクソさが伝わるでしょう。
これで制作会社やアニメ界は懲りたかと思いきや、またしてもやってきやがりました。クソアニメの作成を。
その名はポプテピピック。ちょっとスマホ太郎とは趣の違うクソさですが、間違いなく今期で一番やばすぎる作品なので、レビューしていきたいと思います。
ポプテピピックとは
これらの画像で有名な作品ですね。ネット上で連載されており、現在でも読めます。
読むのはここからどうぞ。読む価値があるかは知らないし保証もしないけどね。
原作はマジで意味が分からなくて、多分最後まで読むと発狂します。私はしそうになりました
ポプテピピック、アニメの感想~前半~
まず最初からぶっ飛ばしてます。
いや誰だよお前。
出てくるのって
二頭身のこんな奴らだろ。なんでエロ漫画先生とかに出てきそうな男が出てきてんだよ。
そして突入するOP。
うん。一応見るアニメは間違ってないみたいなんだけど……
間違ってないはずなんだけど星色ガールドロップが始まったでござる。どういうことやねん。
しかも結構力を入れて作成してやがるという。
ダンスのシーンとか結構ぬるぬる動いてたし、普通にいいじゃねえかよ。
歌も声優豪華という。ここまで無駄な声優の使い方が今までに果たしてあったのだろうか。
ここの動きとか普通に凄かった。マジで何してんすか制作陣。
もう、このままこっちの路線でやれよ……。
とか思ってたら始まりましたポプテピピック。そう、こいつが見たかったんだよ(いや、見たいわけでもないんだけどさ)。
つーか声優男なんだけどwwwwなんで男をチョイスしたんだよwwww
事前だと、
ポプテピピック上映会ありがとうございました!Bパートは一体…。いやそもそも…いや…!爆破は少々お待ちください。1月からのオンエア、よろしくお願いします! pic.twitter.com/lfb3HqcPA8
— 小松未可子 公式 (@mikakokomatsu) December 12, 2017
この二人がやるって発表がなされていた筈だったのだが……一体どうなってしまったのだろうか。
そしてそこから始まる無駄に力の入った声優による原作漫画の再現とプラスアルファの結構ヤバ目なパロディ。
いや、確かにホットだけど、こいつらはやべぇんじゃねえか……?音楽とか大丈夫これ……?まんま前前前世なんだけども。
ト〇ロも出てきたし。ハヤオの逆鱗に触れないことを祈りましょう。
※モザイクは私がかけたわけじゃないです。
あとイケメンがフランス語で喋り始めたり(字幕なし)、
やべえ作画のやつが出てきたりして、EDに入ります。
ちなみにここまでで経過時間は10分ちょい。
大塚さんがビビ美の声やってたのかよとか色々突っ込みどころは多数なのですが、10分でEDに入って残りは何するつもりなのでしょうか。
元々五分アニメでいいだろこれって感じのアニメだったので、10分で終わるのは英断だとは思いますが……
このアニメ、まだ14分残ってるんだけど。
ブレイクタイム。ここまでの感想まとめ
前半を見終わった時に私が抱けたのは、
こいつらイカれてんな
っていう感想のみでした。
「二徹した奴がシンナーに覚醒剤を混入させた奴を一発キメて作った」とでも言われないと説明がつかないレベル。
これを素面で作成しているのだとしたら制作陣はサイコパスの集団に違いない。
スマホ太郎は「作者のセンスがなくてこうなってんだなぁ。制作陣可哀想だなぁ」と思いますが、
この作品に関しては制作陣の精神疾患を心配したくなってきます。
さて、そんな制作陣が心配になってくるこの作品。前半戦も終了したので、後半戦に突入したいと思います。
ポプテピピック、アニメの感想~前半~
後半がスタートしたのですが……
???????????
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ちょっとこれどっかで見たんですけど。そう、具体的には10分前にこのアニメで見たんですけど。
困惑する私を置き去りに、全く同じ内容が繰り返される恐怖。
あのエンドレスエイトですら毎回ちょっとは演出が変わっていたというのに、何から何まで一緒です。
OPが意外と良いというのも変わらず。困惑が困惑を呼びます。
(このシーン好き)
それでまたこのシーンになるんですが、
声が変わってる!!!!!!!!!
ビビ美日高じゃんwwww
そこで私は気が付きます。
成程。差分は声優で用意したのかと。
ちなみにそれ以外はこいつらが一部分でフランス語を喋る部分に字幕が付いたぐらいで、何も前半と変わりません。
もし後半も見るのであれば、日高の美しい声を楽しむことに専念しましょう。
ネットの反応
ネットの反応として
・この世で最も辛い30分
・拷問タイム
・頭から強制的に脳を摘出されるようなアニメだった
などと様々な感想が飛び交っていました。
ただ、この言葉は字面通りに受け止めるべきではなく、結構ネタとしての意味合いも強く入っています。
ポプテピピックを見た感想まとめ
……いうのはちょっと癪なんだけどさ、
正直結構面白かった。結構マジで。
クソだクソだと聞いていたからどんなもんかと思ったら、意外に笑えたよこの作品。
スマホ太郎が内容を一切楽しめない、「話も展開も一切面白くないタイプのクソ(真正のクソ)」だとすれば、ポプテピピックは
「クソであることには一切変わりないけれども、そのクソさを売りにしており、クソであるが故に笑える」タイプのアニメになっています。
このクソさは制作陣が意図して作り上げているものであり、そのクソさが正直結構面白いので、同じクソアニメというカテゴリながら、全くタイプの違う作品になってます。
クソアニメ(誉め言葉)って感じですね。
これは見てもいいんじゃないかな。多分頭を空っぽにして楽しめると思います。
結論:ポプテピピックのアニメはクソだけど結構面白い
阿呆でどうしようもないアニメですが、見てみる価値はあると思います。
少なくとも私は楽しめました。あの原作をこう仕立てるとは、制作陣の腕はマジで凄いと思います。頭はいってるけど。
暇だったら是非見てみてください。ニコニコ動画にて一話無料配信中です。
さて、今回はこのあたりで失礼をば。
同じクソアニメでもスマホ太郎の方は見ない方がいいですよ!