日本酒原価酒蔵ってご存知?
知らない?え???知らない???
あんな良い、素晴らしい酒場なのに、知らないの???
……まぁ僕もしらなかったけどね。
原価酒場なんてそこいらにあるんだもん……。
仙台にだってあるよ原価酒場。
とはいえ日本酒を原価で飲めるという居酒屋はあまり聞いたことなかったので、
今回は友人からの紹介でこの店に入ってみたんですが、
でもここめっちゃいいわ。
素晴らしいよ!ホントに素晴らしい!めっさ日本酒安く飲めるwww
日本酒好きなら必見の居酒屋なので、日本酒好きの皆さま、こちらにて紹介していこうと思います。
日本酒好きにはマジ天国っす。
日本酒原価居酒蔵とは
日本酒がめっちゃ安く飲める居酒屋
どうやら日本酒を原価で提供している居酒屋らしいです。
原価っていうのが「どの時点の」原価なのかは分かりませんが、確かに非常に安い。
普通だと1500円とかしておかしくない一合の日本酒を本当に750円とかで飲めちゃいます。
ボトル3本におつまみ3品で3000円少しぐらいだったかな?
多分ちょっとお高めの居酒屋で同じメニューを頼んだら、軽くこの倍はするんじゃ……?
店舗は東京に14店舗
■新橋本店
■新橋二号店
■虎ノ門店
■秋葉原店
■上野御徒町店
■新宿店
■池袋店
■五反田店
■渋谷並木橋店
■渋谷センター街店
■麻布十番店
■川崎店
■横浜西口店
■関内店
にあるみたいです。
山手線上である程度規模のある繁華街に出店してますね。
ちなみに私が行ったのは秋葉原店になります。
結構各地に散らばってるみたいなので、お近くの店に行けるのがうれしい所。
まぁ東京にしかないっていうのが地方民としては凄い残念だけどね(笑)
原価酒蔵のシステム
基本的には普通の居酒屋と同じ
ここのシステムですが、基本的に普通の居酒屋と変わりません。
入ってやることは店員にドリンクとフードを注文するだけです。特別なルールは存在しません。
とはいえ全面禁煙なので、喫煙される方はご注意を。
ただ、チャージ料がかかる仕様
この店、チャージ料(490円)がかかります。
所謂原価酒場系統の店にありがちな奴なんですが、ここも
「チャージ料を払うと原価で飲めるよ!」
というシステムらしいです。
「はぁ?居酒屋の癖にチャージ料かかるのかよ!ふざけんな!」
とか思う方がいらっしゃるみたいですが、まぁちょっと待てよと。
この店お通しは無いので、チャージ料が実質お通しみたいなものです。
美味しくもなんともない居酒屋に入って、糞まずいお通しを出されるぐらいならこの店でチャージ料払った方が絶対ましです。
マージンが薄い分、ここいらで収益を上げようと頑張ってるんだから、そこら辺は目をつぶってあげましょ(笑)
いざ潜入
実際に店内に潜入してみました。
痛覚障害系ドエス優男な友人山と共に日本酒原価酒蔵に突入することに。
彼と私はお酒の強さ、お酒の好みが結構合うので、ここに来てみたいという彼の誘いにホイホイ乗ってみることしたのです。
我々が向かったのは秋葉にある原価酒蔵。
ヨドバシカメラから少し北西に歩いたところにその酒蔵は存在します。
※正直少しわかりにくい位置にあるかも(笑)
店内へ
秋葉の原価酒蔵は地下にあるので、下って店に入る我々二人。
16時くらいに入店したこともあってか、ガラガラな店内。
これはラッキー!とか思っていると、店員から、
「お客さん、予約してますか?」
との質問が。
どうやら聞くところによるとこの店、結構繁盛しているので、繁忙日の夜は予約をしないと入りにくいのだとか。
19時までならお席確保できますが……という店員に
19時から次なる飲み会の予約が入っていた我々としてはむしろ都合がよかったので、そう答えて入店することに。
夜に行くときには予約が必要なことが多いそうなので、皆さん注意しましょう。
メニューはこんな感じ
全体的にめちゃくちゃ安い。
他店参考価格とかが乗ってるんですが、確かに他店だとそれくらいするなぁという商品ばかり。
ただ、一部のメニューに関しては曜日指定での取り扱いの時がある
どうやらここの酒場はメニューに載っているすべてのメニューが飲めるわけではなく、一部の希少な日本酒に関しては曜日指定で飲むことが出来るらしいです。
而今とか十四代なんかは正にそれでした。……二つとも飲みたかったんだけどなぁ(笑)
ちなみにこのメニューにある怪盗チャレンジっていうのはマジで謎だった。次回行ったら絶対頼もう。
最初に店員からルール説明があるので、初心者は必ず聞くこと
来店して席に着くと、まず初めに店員からルール説明があります。
二回目以降はスキップしても構わないと思いますが、一回目は必ず聞きましょう。
注文の仕方、システム、チャージ料の説明などがあるので、聞き流すことなかれ。
実際に注文してみた
ちなみにこの時点で私と友人山はサイゼリヤでワイン500mlのデカンタを開けていたので、少々ほろ酔い気味。
おなかもいっぱいだったので、とりあえず梅水晶と枝豆と日本酒を頼むことに。
ちなみにビールとか焼酎もあるらしいですが、ここにきてそれを頼むのは無粋というものです。
一品目:加茂錦
一品目は加茂錦。
日本有数の米蔵、新潟のお酒です。
辛めなのが好きな我々二人なので、基本辛めからのチョイス。
少しスパークリング的な何かを感じさせる口当たりに、口に含んですぐに広がるフルーティな味。
強い風味があるのですが、スグに消えて後味が少ないタイプの日本酒でした。
友人山は絶賛。塩辛いのと凄い合いそうな感じがしてましたね。
二品目:EIGHTONE
二つ目はエイトワン。
こちらも辛めのお酒で、我々としては是非飲んでみたかったお酒の一つでした。
僕が提案すると友人山は即諾。彼に何かを提案して断られた記憶ってあんまりないんですが、そんなにイエスマンで彼は大丈夫なのでしょうか……?
ふわっと香るのはどこか薬品っぽい風味。
多分ウイスキーとか好きな人ならこれ好きなんじゃないですかね?後味が薬っぽくて、正直私としては苦手なタイプの日本酒でした(笑)
ちなみにエイトワンのボトルですが、必死こいて写真を撮っていたら店員さんが気を利かせて持ってきてくれました。
接客素晴らしいなおい。
三品目:木戸泉
三品目は木戸泉。
千葉の結構有名なお酒ですね。
これも当然辛口。甘いのはどうも苦手でね……。獺祭とかは好きだけど。
これは正に純日本酒といった感じ。
含むとコメの風味が広がって、後味が長く持続するタイプの日本酒です。鼻を抜ける香りが堪りません。
梅水晶を食べながら飲むともう堪りません。
梅×日本酒……。奇跡のマリアージュだわ……。
豆知識:日本酒についてるラベルはお持ち帰りできる
このラベルですが、なんとお持ち帰り可能です。
是非とも収集して全種類コンプしたいものです(笑)
ちなみに:お冷には二種類あったりする
①普通のお冷
このお店では、通常のお冷はこうやって日本酒のボトルに入れて持ってきます。
なかなか洒落てて二人で感動していたものですが、まぁこの程度のことは普通に他の店でもやってます。
我々が驚いたのがこちら。
②仕込み水
それがこの仕込み水という奴。
どうやら日本酒を作るときとかに使う水らしく、味に影響を与えないようミネラルとかの不純物が少なくなっているのだとか。
店員さんが無駄に進めてくるので、渋々ながらその営業に付き合ってあげて一本買ってみたのですが……。
そんな普通の水と変わらないんだろう、なんて思いながら飲んでみたのですが、んなこたぁなかった。
この水の感想を一言で言うとすれば、無。
想像できるかなぁ。本当に味が一切しないんですよこの水。
例えるならいろはすの味をより無くしてみたバージョン。
これは結構衝撃的だったなぁ……。ホントに味がないという。
興味ある人は買ってみてください。衝撃を受けること間違いなしです。
(※Amazon在庫切れでした(2020年3月20日現在))
この水は前に飲んだ日本酒の風味を消してくれるので、何種類も日本酒を味わいたい方は頼んでおいて損はないと思います。
というより頼むべきだと思います。
2人で2時間近く居座って、値段は3000円程。
元々サイゼリヤ飲みを行っており、腹はある程度満たされていたとはいえ、このお値段はやっすい。
頼んだのはフード3品(茶豆・梅水晶・梅水晶)、日本酒3品。
日本酒は基本一合で出てくるので、正直そんな量を飲んでいるわけではないんですが、落ち着いた店内の雰囲気に合わせてゆったりとお酒を飲んでいたら結構イイ感じに酔っぱらえました(笑)
個人的には2軒目以降に来ることをオススメします
この店は
「ガンガン飲んで酔っ払うぞ!」
ってよりは
「優雅にしっぽり楽しく飲みましょう」
って感じの雰囲気のお店なので、
ドンドン酔っぱらって楽しくなりたい!
って人は1軒目に使わない方が良いと思います。
あくまで二件目に落ち着いて飲みたいなって時に使う感じがベスト。
バーだと高いからこっちにしよう!的な感じで使うといいっすね。
行く際は予約をした方が無難
さっきも述べましたが、予約なしで行くと入れないこともあるそうです。
昼間の時間とか開店直後あたりだと多分問題なく入れますが、夜の時間は注意が必要です。
少なくとも行く前に一本電話を入れるぐらいのことはしておいた方がいいでしょう。
実際僕らが16時に入った時は3~4組ぐらいしかいなかったのに、18時過ぎに退転した際にはほぼ満席になってました。
あと席には「予約」と書かれたプラカードが置いてあるなど、基本的には予約をしてから向かうお店みたいです。
夜に使う際は非常に注意しましょう。
まとめ:日本酒原価酒蔵は一回行く価値のある酒場である
さて、今回の紹介いかがだったでしょうか?
本当ならもっと日本酒の紹介をしたかったものなのですが、いかんせん時間が少なかったのと、結構味わって飲んでしまったのであまり多くの日本酒を紹介することは叶いませんでした(笑)
日本酒が好きなら絶対に行くべきこの日本酒原価酒蔵。
東京に訪れた際には是非行ってみてください。
さて、それでは今回はこの辺りで失礼をば!
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