皆さんはトリュフ卵かけご飯、食べたことありますか?
私は生まれてこのかたありませんでした。というよりもトリュフ自体食べたことがありませんでした。
だってトリュフって食べる機会なくない?普通に生活してたら食べる機会ないよ絶対。
ただ、今回はそんなレアものであるトリュフ、人生初食べることが出来ました。
しかも卵かけご飯の形で。何それ凄い。
トリュフを食べることの出来る店の名前は「十番右京」。
恵比寿にある、オシャレな料理屋なります。
十番右京とは
本店が麻布十番にある、和洋折衷な料理を出す、少々いいお値段のする料亭です。
分店が恵比寿にあり、今回我々はそちらに赴かせていただきました。
多数のメディアで紹介されており、食通の間でその知名度は抜群。
メインに扱っているのは「ウニ」と「トリュフ」(のように感じました)。
特にトリュフに関しては拘りが感じられ、ただ提供されるだけではなく、我々の本当に目の前ですりおろしてくれます。
恵比寿の十番右京に来店してみた
十番右京自体は麻布十番が本店なのですが、恵比寿に同じクオリティで料理を出す分店が存在します。
今回我々は友人Yの紹介でこの店へと向かうことに。
ちなみにこの友人Yですが、当日は痔を患っており、お酒が全く飲めないという、この手のお店に来る状態としてかなり致命的なミスをやらかしておりました。
いざ入店
時間になったのでさて、入店するか……と思ったのですが、
誘った本人がこねぇ。
我々は地方からわざわざ上京し、時間通りに到着したというのに、誘った本人が来ないだと……?
とりあえず暑いので中で待機する我々。
正直我々二人が入るには敷居が高く、中々入りにくかったのですが、暑さには勝てなかった……。
友人の到着と料理の開始
我々が中に入ってから約20分。
飲み物だけ注文していた私とGOの元に友人Yが登場しました。
登場人物が全員揃ったところで宴を始めることに。
友人Yがまさかの痔を発動していたので、一人はソフドリで乾杯。
メニューは単品、コースのどちらでも存在したのですが、我々はコースを頼むことに。
7000円のこのコースにすることに致しました。とはいってもコースはこれしかなかったんだけどね。
1品目:前菜八寸盛り込み
な、なにこれぇ!?
人生で一度もお目にかかったことが無いようなおシャンティな料理の数々。
もうね、一目で高いのが分かるよね。
庶民根性がゴリゴリに表面に出てきてしまい、手が止まってしまった私ですが、もう頼んでしまった以上、料金は発生しているのです。
食べなければ損だと、思い切って箸を伸ばす庶民達。
気になるお味はどうなのでしょうか。
高いだけで美味しくないとかあるって聞くけれども、これはどんな……
などと疑義を持ちながらも箸を伸ばしたわけですが……
まじうめぇ。
一応名前的にも役割的にも前菜ではあるのでしょうが、前菜のレベルを超えています。
全部主役貼れそうなクオリティ。
特に魚のニゴリが非常に美味しい。ゴーヤですら美味かった。
2品目:アボカドとフルーツトマトサラダ
うん。これはね。
普通。
3品目:マグロのカルパッチョと地魚のお造里
写真撮り忘れたぁぁぁぁああ!!!
まぁ簡単に言えば刺身です。
これまた非常に美味い。
全ての魚が新鮮なことを雄弁に主張しており、しかしながら口の中で蕩けるという油の乗り方。
全部うまい……。
鼻を抜ける魚の磯の香も上品でたまりません。
100点。刺身として100点をあげよう。ホント美味しい。
4品目:うにシュウマイ
うに×シュウマイだと……?
前代未聞の組み合わせ。かつてこんな組み合わせが存在したろうか……?
口に含むとまず最初に広がるのはウニの風味。
あの独特の味わいと香りがまず鼻を突き抜けます。
そのウニの美味しいこと美味しいこと。
苦味や臭さはゼロ。純粋に美味しいウニです。
そして本番はシュウマイ。
口に含んだシュウマイを噛むと、ウニに負けない、肉の香りが口いっぱいに広がります。
マリアージュ。
相乗効果とはこのことなのでしょう。香りの非常に強い二つの料理ですが、それが高次元にてまとめ上げられています。
5品目:銀ダラの西京焼き
お次は銀ダラ。
タラと聞くと、ホテルとかにある朝食バイキングで出てくるイメージしかない私。
硬くて骨っぽくて少し臭いというイメージがあったのですが……
ホロっと崩れる身。箸の侵入をウェルカムとばかりに受け入れる柔らかさ。
口に入れた時も同様で、歯で身を噛む際、抵抗など無いに等しいという。
味噌の香りも上品で、味噌味噌しておらず、爽やかに存在を主張してくる程度。
甘すぎたり辛すぎるということも一切なく、最適な味付けのバランス。
而今という日本酒をたしなみながら食べるタラ……。最高っすわ。
6品目:黒毛和牛のレア炙りウニキャビア金箔のせ
一目でわかるやばさ。
黒毛和牛×ウニ×キャビア×金箔という、トンデモコンボ。
……ですが、ぶっちゃけ私はそんな美味しいと思いませんでした。
正直お肉の味がウニに負けていて、キャビアの味と相乗効果を生んでいたようには感じませんでした。
ただ、
と二人は話していたので、僕個人の感想として聞いてやってください。
7品目:料理長のオススメの一品
ちょっと忘れてしまったんだけど、魚のしゃぶしゃぶを大根おろしで和えたものです。
これね、美味しかった。
ただ、前菜とかシュウマイ程ではなくて、あくまでメインへの橋渡しみたいな役割を感じました。
8品目:トリュフたまごかけご飯
これね、死ぬほどうまかった。
8品目はこの4つから選ぶことが出来ます。
私は海のたまごかけご飯を頼み、友人はトリュフすき焼きご飯を頼みました。
個人的にお勧めするのは、一番下のトリュフすき焼きご飯。
海鮮丼も美味しかったですが、トリュフすき焼きご飯は別格でした。
バリっとしたトリュフの感覚と、ほのかに香るニンニクの風味……。
それがすき焼きの甘さを卵でよりまろやかにした優しい味を際立たせ、至高のひと時を生み出してくれます。
これは凄まじい。
今まで食べた卵掛けご飯の中で、間違いなくトップを独占しています。
既に7品出ている訳なので結構腹は膨れているのですが、別腹が作動。
何杯でも食べれるよな、そんな美味しさ。
これはね、ほんとに食べてほしい。
9品目:デザート
締めにデザート。
全体的に甘すぎず、結構大人の味と言うか、デザートデザートしていないデザートでした。
さっぱりとしていて、食事の締めには最適な感じ。
このデザートが甘すぎないって、ホントに僕的にポイント高いんだよね。
デザートは甘いもの、ってイメージが強いですが、デザートは今までの食事の余韻を上手く消してくれるものだと僕は思っているので、このデザートはマジ最適。
右京、分かってるねぇ。
ちなみに店主は宮崎出身
友人GOが現在宮崎に住んでいるもので、その話で盛り上がっていたら、まさかの店長も宮崎出身であるという事実が判明。
その話で盛り上がり、退店時も名刺を頂いてしまいました。
まじで美味しかったです。ありがとうございました。
お会計は1人1万円程度
飲んでるのは二人で、それ以外はソフドリの状態で、
1人あたり約1万円でした。
まぁこのクオリティと満足度で1万円なら安いんじゃ?
いや、当然普通に比べたら高いですよ?吉野家20回行けますからね。
ただ、それでもクオリティに比べて安いことは否めません。
それだけ満足の出来るお店でした。
まとめ:味、雰囲気ともに100店の店でした
さて、今回のレビュー記事いかがだったでしょうか。
ぶっちゃけ出費的には非常に痛いモノでしたし、中々気軽に行ける店ではないですが、
何かの記念や、ボーナスが入った時など、活用することのできる機会は多々あるのではないでしょうか。
本当においしくて、本当に満足度の高い店でした。
正直敷居はかなり高いですが、また行きたい。そう思わせてくれます。
さて、今回はこの辺りで失礼をば!
十番右京。名店なので是非皆さんも行ってみてください!
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