そば、良いっすよね。
そば好きな私としては、一度行ってみたかったというか、絶対に食べてみたかった蕎麦があります。
それが岩手の名物、「わんこそば」。
なんじゃそら?って人のために少し解説しようと思います。
わんこそばは盛岡の名物蕎麦
わんこそば(椀こ蕎麦)は、岩手県(花巻、盛岡)に伝わる蕎麦(そば)のひとつである。
熱いそばつゆをくぐらせた一口大のそばを客のお椀に入れ、それを食べ終わるたびに、給仕がそのお椀に次々とそばを入れ続け、それを客が満腹になりふたを閉めるまで続けるというスタイルが基本となっている。なお、提供するわんこそば店によっては差異がある。
wikiより引用
要するにガンガンそばをお椀に盛られて、それを自分の腹の限界まで食べ続けていくというスタイルの名物そばになります。
食べる気なら無限に食べ続けることも可能です。
実際にチャレンジしてきてみた
盛岡わんこそばの老舗店舗 東屋
という訳で今回、実際に私もチャレンジしてきました。
言ったお店はこちら。
東屋という、わんこそばの老舗店です。
かなり評判が良かったのでここにしてみました。
ちなみに分店が何個かあるらしく、我々は本店で食べました。地図の場所は本店です。
わんこそば実食
というわけで早速食っていきましょう。
人が多くてあんまり写真を取れませんでしたが、会場はこんな感じ。
席に着くとこんなのが渡されます。何杯食べたかわかるようにできるやつ。
そしてこれがお椀。この中にどんどこそばが追加されていきます。
ふたを開けると薬味が少々。
んでこれが実際に食べるお椀です。
薬味が結構用意されており、これを使い分けるのが後半生き残るために必要な戦略になります。
個人的になおすすめとしては前半のうちに薬味は使い切るぐらいの勢いで使うといいと思います。
後半になると薬味があろうがなかろうがとにかく気持ち悪くておなかいっぱいなので、薬味を使っても何も変わりません。
なので余裕で味を楽しめる前半のうちに薬味を楽しんでおくのが吉な気がします。
いざ実食。まだまだ余裕な前半戦
すみません、わんこそばの写真は食ってる最中だったので撮ってないんで、文字だけの実況で。
ガンガンお椀に盛られていくわんこそば。それを一気にちゅるっと食べていきます。
味はまずまず。
食べ放題の蕎麦なんてどうせ大したことないんだろうと思ってたら、意外においしいお蕎麦だなって感じ。
15杯が1セットになっていて、それを食べきればざるそば一人前だそうです。
ざるそば一杯なんて楽勝な我々男子からすれば、当然15杯なんてマジで余裕です。
余裕どころかもっと食べたくて仕方がないぐらい。
そんなことを思っている間にもどんどんわんこそばは注がれていきます。
「はいどーんどん」「じゃんじゃん」「どんどんどうぞー」
などの掛け声と共に注がれていき、列二つ分である30杯を超えました。
とはいえ30杯なんて所詮ざるそば2枚分。食べ盛りの男にとっては余裕のよっちゃんです。
なんて会話をしてたりしました。
次第に苦しくなってくる中盤戦
ついに列三つを突破。まだ全員に等しく余裕があり、会話も問題なくできています。
ただ、問題が起きてきたのはここいらからでした。
列4つ分である、60杯を超えたあたりから違和感が生じ始めます。
という違和感です。
30杯目ぐらいだとお腹はまだすっきりしており、わんこそばが自分の存在を雄弁に主張してくることはありません。
しかしながら60杯を超えてくると明らかにおなかにわんこそばが溜まっているのがわかります。
と感じるのがこの辺りからなわけです。
そして、自分との闘いもこのあたりから始まります。
満腹感とそれより生じる吐き気との壮絶な戦いである後半戦
60杯を超えてくると、もはや満腹感からは逃れられません。
そして今までは注がれては飲みこみ、注がれては飲み込みを連続で行うことができたはずのそばが段々飲み込めなくなってきます。
75杯、つまりはざるそば5杯分辺りになるともはや苦行。
って考えがずっと頭をrefrainします。
次第に、常にかけられる掛け声である「じゃんじゃん」「どんどんどうぞー」が悪魔の声に聞こえてきてなりません。
90を超えると最早飲み込むことすら苦行。そばの香りが口に広がるだけで普通に気持ち悪くなります。
このころになると皆が皆周りの顔色を見ながら
っていう顔色をしてるのが丸わかり。
これに負けた奴が男気を見せて色々奢る約束だったので、皆意地でも負けたくなかったのです。
かくいう私も鬼気迫る表情をしていたことでしょう。
それでも何とか呑み込み続ける私。
しかしながら108杯目を食べた瞬間リバースをしそうになり、食べるのを中断。
私の記録は108杯で終了しました。
試合終了。再度椀の数を計測へ
試合が終了しました。
見てくださいこの数。改めて見ると飛んでもない数です。よく食ったなまじで。この椀の一列が15杯あります。
結果としては
- 私……108杯
- 友人A……101杯
- 友人B……111杯
- 友人C……150杯
という結果になりました。友人Cすげぇよマジでwww
友人Cがこの画像の奥側の席なんですが、椀の列が10列できてるのがわかるかと思います。
150は食えなかった……。絶対戻す自信がある(笑)
わんこそばは100杯を超えると認定証というものに加えて木の札がもらえます。
この札が欲しくて100杯を超えても何とか食い続けた訳です。ゲットしましたぜー!
食い終わって記念撮影をして終了。腹がきついwww
(モザイク処理雑だなおい)
ちなみにわんこそばの値段は?
わんこそばの値段は実は結構高いです。
なんと、3200円(一人当たり)します。
ただ、給仕さんが席に一人ついてくれて、これだけのそばの量を食えば正直妥当なレベルなので、それを考慮すればそこまで高くはないのかな……?
まとめ:わんこそばは旨いけど、食う人は覚悟したほうがいい
味なんて二の次のそばかと思いきや、意外にわんこそばの味はおいしいです。
ただ、最後のほうは味を楽しんでいる余裕なんてなくて、むしろその風味が敵になってくるので、前半のうちに味は堪能しておきましょう。
個人的なおすすめとしては、前半のうちに薬味を使って味を変えておくこと。
後半になってくると薬味を使って味を変えようが何しようが、とにかく腹はいっぱいだし気持ち悪いしで、薬味を使っても焼石に水状態になります。
なので味を堪能できる前半のうちに薬味はふんだんに使ってその味を楽しんでおきましょう。
じゃないと後半使う余裕なんてないです。
さて、今回の記事、いかがでしたでしょうか。
盛岡と言ったらわんこそば!といっても過言ではないぐらい有名なわんこそば。大食いな人でも間違いなく満足できるだけの量がありますし、味も悪くないので是非食ってみてください。
さて、今回は本当に短いですがここらで失礼をば!
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