就活、失敗しました☆てへぺろ(・ω<)
さて皆様。就職活動は順調でしょうか。
僕はね、失敗しちゃいましたね。それは見事に。
いやー、一筋縄じゃ行きませんでしたねぇ、就活は。
これでも僕は早稲田の政経を出ておりまして、結構な高学歴なんですよこれが。
早稲田なんて
- 一流企業に楽々入って
- 出世競争の中で勝ち抜いて
- 50歳になるころには年収数千万……
みたいなイメージを抱かれている方が殆どじゃないですかね?
実際僕も就活始めるまではそんなこと思ってましたし(笑)
ぶっちゃけ何とかなるだろ~なんて気楽に考えてましたよ。
しかし現実は全く違いました。
なんと僕は、
早稲田と言う一流のブランドを持ちながら、就活負け犬になってしまったのです。
この記事では、
「僕が何故早稲田のくせに就活で失敗し、地銀という唾棄すべき所に来てしまったのか」
を滔々と語っていきたいと思います。
わんわん!
※地銀に勤めてる人さーせんwww
早稲田政経を出た男が何故就活に失敗したのか
まず、早稲田の政経という存在について。
自慢するわけじゃないですが、早稲田政経は私立文系でもトップクラスに存在しております。
受験偏差値では慶応の法、経済と並んで上位3つぐらいには必ず入ります。受験をした方ならご存知かもしれません。
つまり学歴で言えば上位も上位。なかなか負けないっすよね。
なら、就活も失敗するわけないよね?ぐらいには思いませんか?
実際に友人を見渡すと三菱商事に入った奴だとか、東京海上日動に入った奴だとか、公認会計士になった奴も、日銀に行った奴とかいますし、流石早稲田って感じなんですが……
普通に僕みたいに失敗するやつもかなりの数がおります。
就職活動っていうのは学歴オンリーじゃない
就活は学歴ですべてが片付くかと言うと、そんなことは一切ありません。
正直学歴は超絶関係あるけど、決め手には絶対にならないのです。
何故なら、
自分が狙おうとしているような企業を狙っている奴らもまた、同じ高学歴な輩ばかり
だからです。
早稲田が就活で同じパイを競い合う相手っていうのは同じ早稲田か、それ以上の学歴の奴ら(東大とか)な訳です。
だというのに学歴が決め手になるか?と考えれば一目瞭然ですよね?
なのでそれ以外の差別化が就活では何よりも大事で、一流企業で勝ち抜くのに何よりも必要な要素である訳です。
そして僕は典型的な学歴が決め手にならなかったタイプの男子学生だったわけです。
僕が就活に失敗した理由
僕が就活に失敗した真の理由。
それはぶっちゃけ早稲田の名前に甘えた自分の努力不足なんだと思ってます。
って思うかもだけど、就活の失敗って正直これに尽きるし、今馬鹿にした人は多分同じ理由で失敗すると思うんですよね。
才能とか、境遇が恵まれてるか恵まれてないかとか、そういうことでは決してなくて、
あくまで僕が大学名に溺れて努力をしなかったせいで失敗した。それが最大の敗因。
とは言えこれだけだと
「努力不足とは言うけど、一体どこでどんな努力をしなかったから落ちたわけ?」
っていう話になると思います。
君たちが最も知りたいのはそこの部分だと思うし、僕が考えて見つけ出した敗因の詳細っていうのもそこを語らずして伝えられないので、
それをこれから細分化して語っていこうと思います。
構成としては
- 就活の流れ
- ESについて
- 面接について
- 就活生に伝えたいこと
- まとめ
って感じ。それぞれで自分がダメだった要素を語っていきます。
はじめに:就職活動の流れ
蛇足かとは思いますが、まず初めにざっくりと就職活動の流れをば説明しようと思います。
すっげーざっくばらんに言うと就活は
- プレエントリー
- 説明会(懇親会も含まれる)
- ES(エントリーシート)提出
- 面接
という流れで行われます。
この中で大事なのが何といっても3番と4番。
1と2も大事だけど、後半二つが圧倒的に大事。
なので今回しゃべるのはESと面接のみ!プレエントリーとか説明会の大事さは誰かの記事を参考にしてください。
学歴があればほぼほぼ通る?ほぼ全通のES(エントリーシート)
ご存知かとは思いますが、ESというのはエントリーシートのこと。
企業に対して学生が提出する自己PR文章で、ここに自分の強み弱み頑張ってきたことを書き連ねて提出するわけです。
これに成功すれば面接に進める訳なんですが、何万通と来るESをどうやって企業が捌いているのかは非常に疑問。
一般には外部機関に委託してふるいに掛けてもらっている、と言われています。
そしてその段階で学歴フィルターがかなり作用している、という話。
学歴高い奴らって結構ESに時間かけて作成してますし、僕もその例にもれないので、単にクオリティで通過している可能性も非常に高い訳で、信ぴょう性は定かではないです。
学歴のおかげなのか内容のおかげなのかわかりませんが、僕はESでお祈りを食らったことは殆どありません。
なので僕が就活を失敗した原因はどうやらESではないらしいのです。
ちなみに僕が書いたESはnoteで有料販売しております。100円なので、参考にしたい方は課金してみてください。
僕の失敗は、ずばり面接
就活の一連の流れにおいて何が一番重要か。
そう問われたら間違いなく面接でしょう。
ESに通過しようが、テストを受けようが、絶対に面接でへまをやらかしたら受かりません。
これは絶対ですね。これに例外はありません。
ちなみに逆は普通にあり得ます。ESが微妙でもテストが微妙でも、面接で挽回できるという例はよく聞きますから。
つまりここで私が何を言いたいかというと、面接っていうのは何よりも大事であるということ。
そして、
僕はこの「面接」で失敗しました。
後から自分の就活を振り返ってみて、努力不足を痛感するのは何よりもこの面接の時ですね。
詳しく述べていきましょう。
面接における努力不足の二つの側面
先ほど僕が失敗した理由に努力不足を挙げました。
しかし努力不足って言っても漠然としていて、ぶっちゃけよくわかりません。
僕が考えるに就活における努力不足には二つが考えられます。
- 一つ目が経歴における努力不足。
- 二つ目が直前の準備における努力不足
です。
①そもそもの経歴部分の努力不足
経歴部分の努力不足とは何か。
これはつまるところ、
学歴、資格、留学経験等の、自分が過去に頑張ってきた歴史の不足
のことです。
自分の手元を見てみてください。
何か自分には人に誇れる要素がありますか?ほかの人と比較して、少しでも胸を張れる要素がありますか?
残念ながら、僕はなかった。
留学した経験もなければ、何かしらの資格を取っていた訳でもない。強いて言うなら早稲田にいることぐらいか。
突出した何かを、持っていなかったわけです。
就活はなんだかんだ英語が喋れたり何らかの幹事として組織を仕切っていたりなどの経験が物を言うところがあります。
そしてこれは大学4年間(就活が始まるまでの3年間)で努力によって埋めることができる要素です。
(学歴は無理ですが)
まず僕はこの要素が圧倒的に足りていなかった。
努力によって埋めることができた、人と差をつけることのできる要素を獲得する努力を何もしていなかった訳です。
②直前の準備における努力不足
直前の準備における努力不足というのは、
面接での逆質問、堂々とした受け答えの仕方、マナー等の勉強不足
のことです。
特に面接での逆質問、堂々とした受け答えは本当に出来ていなかった。
「何か聞きたいことはありますか?」
という質問で面接官に
「こいつは考えてきてるな」
って感じさせるような質問をしたことなんてないし、面接の間はたぶんずっと挙動不審になってたと思う。
でも実はこの二つって事前の準備でいかようにも解消できる要素で、
①本気でその企業についての関心を持って新聞を隅々まで読んで
②想定される質問に模範解答を作って全て諳んじられるぐらいまで練習
すれば絶対にどっちもクリアできるわけです。
難しいことを言ってるように聞こえるでしょうか。
もしそうなら、多分君は落ちると思います。
多分この文章を読んでいるような人は、世間でいう所の一流企業を受けている人が大半でしょう。なら、
自分が受けているのはそこまでやらなければ内定を貰えないようなレベルの企業であって、
そこまでやってる奴らが自分と同じ土俵(面接)に立つんだということをまず理解してください。
そして、それを理解できていなかった僕は惨敗したというわけですね。
僕に足りていなかった5つの要素
これら全部
僕が出来ていなかったが故に失敗したであろうこと
です。
今から考えれば何故やらなかったのかが本当に不可思議なぐらいで、皆さんには失敗しないためにもやってほしい。
①留学をしていなかった
留学はしておくといい。
個人的な感想ではあるんだけど、留学して就活失敗したやつって聞いたことないんですよね。
留学経験って、考えれば考えるほどプラスにしか働かないというのが大きい。
留学経験は簡単にガクチカ(学生時代力を入れたこと)になるし、英語を喋れるようになるのって本当にデカい。就職企業の幅を広げられるからね。
しかも例え失敗してもその失敗経験を面白おかしく話せばそれだけで就活のネタになるという。
もし金があるなら必ずすべし。
金がないならバイトで金をためて一か月でいいから留学するんだ。
「親に頼らず、自分でバイトして留学をしました。その理由は~」みたいに話せばそれだけでガクチカになるから。
②資格を取っていなかった
資格は取っておきましょう。
特にTOEIC。これは取っておいて損はない。
足きりにTOEICの点数を課してくる企業もあるぐらいですからね。一流企業に行くなら必須というかなんというか。
あとは簿記かな。会社の数字読めます!ってアピールできるし、本当に簿記の知識はあって一切損しないです。
財務データを読めるってことですから。数値に強い人間を欲しがらない人間は一切いないですよ。
「資格何てあったって何にもなんないからwwwwwwwww」
みたいな事を言うバカがたまにいますが、
その資格を取ったことで自分がその会社においてどう活躍できるのか、もしくは自分の力としてどう活かせるのか
をはっきりと論理的に語れれば「資格ホルダー(笑)」には絶対なりません。
とは言え流石に茶道何段です!みたいなこと言っても駄目ですよ。就活に関連したの取りましょう。
※友人が使ってオススメだったらしいTOEICの本
③逆質問を用意できるように徹底的に動けなかった
逆質問ができない人の特徴があります。
それは、その企業をよく研究していないということ。
興味が持てないから研究していないのかもしれないけど、研究をしないやつは一流企業になんて受かりません。
そして研究のためにはやはり実地に赴いていろいろと話を聞くのが一番です。
土日以外もはや休みは作るな。一日たりとも休まずに動くんだ。ってぐらいやるのがいい。
ちなみにこの赤いのが友人の就活スケジュール。
青が僕ね。友達のこの動きわかるでしょ?これだけ動いてようやく本命一個ってレベルでした。
ちなみにその友人はTOEIC800あります。
④面接で聞かれる質問は徹底的に網羅して答えを考えていなかった
面接で聞かれる質問なんて正直大体決まっています。
- 何故うちを選んだか
- うちと他社の違いは
- あなたの強みは?
- 逆に弱みは?
- いままで何をしてきたの?
- 学生時代に力をいれたことは?
- サークルは何をやってたの?
- バイトはしてた?
ぐらいなもので、あとはここから派生する程度です。
なら、この程度の質問の模範解答は完璧に作って暗記しておきましょう。
よく「暗記をすると土壇場で対応できないから、しないほうがいい」とか言いますけど、間違いです。
そんな土壇場で対応できる奴は本当に一握りで、ほぼ百パーセントの人間はある程度の回答を用意しておく方が無難です。
⑤受け答えが堂々とできていなかった
これ。特にこれ大事。
僕は正直おどおどしながら面接をしちゃってたと思う。
でも普通に考えて、おどおどしてる度胸のなさそうな奴を君は採用するか?という話。
ただ、この堂々と受け答えをしろっていうのは非常に難しい。
生来の度胸とかってどうしてもあるわけだし、そこは変えようがないですよね。
ただ、人間が堂々とできるかできないかって、一つの要素で結構変わるんですよ。
それが事前準備をしっかりしてきたかしていないか。
事前準備が一から十まで整っている人間は、受け答えにも自然と自信が出てきます。
だからこそ③と④は大事なわけです。
動いて情報を得て、そこから自分の回答を完璧に用意する……
この工程を経ているかどうかが就活の成否を分けるといっても過言ではありません。
ちなみに:GD(グールプディスカッション)について
就活生なら一回はぶち当たる壁であるグループディスカッション。
僕はGDが結構得意で、GDがある選考で落ちた覚えがないです。
GDを練習する機会って実は結構あって、DEiBAってやつを使ったり、ネットで調べたりすれば結構出てきます。
後はこの本を読んで対策すれば問題ないと思う。
何故か評価は低いけど、僕はこの本を参考にして自分のGDを行ってました。
これはGDやるなら読むべき名著だと思う。
就活直前期にやっておくべきこと
とは言え、4月や5月になってから留学……なんて無理ですよね。
TOEICをやろうにもぎりぎり間に合うかどうか……。多分秋の採用で狙わない限りは間に合わないでしょう。
既に時間もなく、自分のスキルを上げることは不可能……。
なら、やるべきことは限られてきます。
それは
説明会だとか座談会、面談に徹底的に参加しまくること
です。
向こうはこっちの熱意を数回の面接と、今まで何回そういった面接などに参加しているか、でしか図ることができません。
なので、何回も何回もそういった場所には飛び込んでいきましょう。
こっちの熱意なんて向こうは数値でしか把握できないんですから、とにかく数をこなしましょう。
とにかく数だ。とにかく数を稼げ。
そして
逆質問と面接の受け答えを徹底的に用意しろ。
もうここまで来たら自分のスキルを上げることは不可能なんだから、
スキル以外の、うわべの部分を徹底的にカバーしていくしかありません。
上述した逆質問と面接の回答。それを何度も何度も考えて用意しましょう。
もうそれしかありません。
とにかく足繁く通って、そこから疑問点や気づきを作って面接官にぶつける。
直前にできることはこれだけです。
まとめ
さて、今回の記事いかがでしたでしょうか。
僕は就活を失敗した側の人間なので、そんな偉そうなことを言える立場じゃないんですが、それでも言わせてもらいたかった。
だって僕みたいに失敗してほしくないからね。
成功する人間に共通する法則があるのかわかりませんが、失敗する人には共通の法則があります。
それがやるべきことをやっていない、ということ。
そしてそのやるべきことっていうのが上に僕が書いたことになります。
それができるかできないかで、君の就活は多分変わってくると思う。
具体的に僕がどんな面接をして、どうして落ちたのかはまた別の機会に語ろうと思います。
さて、とりあえず今回はこのあたりで失礼をば!
この記事が皆様の役に立てたのなら幸いです。